活動報告

一般質問報告

令和7年12月定例会 一般質問報告

令和7年12月定例会 一般質問報告(要約)


1. さらに魅力ある海岸エリアへ

(1) ひらつかシーテラス

整備費約17億6400万円、うち市負担が約84%まで膨らんだ経緯から本事業には反対の立場でしたが、税金が投入された以上はよりよい施設に育てていくべきとの観点から、運用状況を質しました。

来場者数については、開園(10月31日)から11月末までの約1か月で約11万人と、市の想定(年間約57万人)を上回るペースであるとの答弁がありました。ただし計測方法は指定管理者による「人流データ」との説明にとどまり、詳細は最後まで明らかにされませんでした。土日祝の平均来場者数(約4,600人)が平日(約2,800人)を大きく上回る一方、開園直後の11月1日の約5,600人に対し、11月末には約3,700人まで減少していることも分かりました。

テナントについては、エントランス棟の売店区画が契約に至らず、マルシェ棟にも空き2区画が残っています。市の9月議会答弁「契約段階」はマルシェ棟についてのものでエントランス棟のことではなかったと説明があり、マルシェ棟の応募状況・未入居理由の詳細は事業者から報告を受けていないこと、市内事業者はマルシェ棟10店舗中4店舗にとどまることも判明しました。空きテナント解消に向けた市独自の具体策は現時点でなく、対応は基本的に事業者に委ねる姿勢が示されました。

エントランス棟の売店区画は、当初想定していたコンビニ出店の前提が崩れる中、11月24日まで公園管理者主催の写真展として無償で利用されていたことが分かりました。市が本来得るはずだった使用料相当分の補填や減免は行われていない一方、認定計画提出者からの使用料(月20万円相当)は管理許可日から発生し、今年度分は全額納付済みとの答弁でした。

営業時間・定休日は店舗ごとにばらつきがあり、市として統一基準は設けない方針です。安全対策では、当初「24時間営業・常駐」を前提とした説明と実態が異なる中、夜間照明は防犯上の配慮から必要以上に明るくしないとの説明があり、波打ち際で遊ぶ利用者への注意喚起も「尋ねられたら案内する」という受け身の対応にとどまっていることが分かりました。

既存樹木については、令和4年8月の市長記者会見で示した「残存率53%」の根拠となる伐採・新規植栽の割合を繰り返し尋ねましたが、市は「算定していない」との答弁を貫き、具体的な数字は示されませんでした。塩害・風害の継続調査についても、結果はまだまとまっていないとのことです。熱中症対策は、屋内化したレストランや軒下ベンチなど日陰確保の取組が挙げられましたが、来年夏に向けた具体的な対策・スケジュールは「事業者と協議中」で示されませんでした。

(2) 湘南海岸公園

駐車場については、今年9月に待機列からの飛び出し車両とセンターラインをまたいだ車の接触事故を議員自身が目撃したとして、危険な常態化を指摘しました。市は課題として認識しているとしつつ、改善時期は「シーテラス整備の効果・影響を見極めながら検討」との答弁を繰り返し、具体的な時期は示されませんでした。老朽化したトイレについても、漏水修繕は行ったものの、建て替えなど抜本的な対応方針は示されず、当面は日常管理での対応にとどめる考えが示されました。


2. 産後ケア事業の見直しを

本市の産後ケア(ショートステイ)は自己負担が1日9,000円と近隣市町で最も高く、対象も生後4か月未満に限定されています。国が「産後1年未満まで必要に応じて支援可能」と示す基準より狭い、本市独自の運用となっている点を指摘し、自己負担額の引下げ、対象の1歳未満への拡大、母子健康手帳交付時のクーポン配付方式の導入を求めました。市は、事業開始から4年目を迎え利用者から意見が寄せられていることを踏まえ、他市の取組を調査・研究しながら、よりよい制度となるよう検討していく考えを示しました。


3. フリースクールへの支援(情報提供)

不登校児童生徒数が増加傾向にある中、市内外のフリースクール等の実態把握状況と、市ホームページでの情報提供の考えを質しました。市教委は、民間施設への訪問等を通じて実態把握に努めているとしつつ、ホームページでは特定施設の掲載を控えてきたと説明。現状は学校を通じたスクールカウンセラー経由の情報提供にとどまり、県教委ホームページの案内にも市内フリースクールの情報は載っていないことが分かりました。内容への市の責任は負わない旨を明記した上で情報提供している近隣市の例を挙げ、保護者が迷わず選択肢を把握できる情報提供を求めましたが、市は「特定施設の掲載には配慮が必要」として、他市の状況を踏まえ必要に応じて検討するとの答弁にとどまりました。


4. 平塚駅南口周辺の諸課題

(1) 競輪場行きバス停による危険性

競輪開催日、南口階段下のバス停待機列が横断歩道や誘導ブロックと重なり、歩行者が狭い隙間を通らざるを得ない状況が常態化していると指摘しました。市は交通整理員の配置で対応しているとし、大規模開催時(今月末のKEIRINグランプリ2025など)には一時的にバス停をJA平塚ビル向かい側へ移す対応も説明しましたが、恒久的な位置変更は周辺住民等への影響から予定していないとの答弁でした。雨天時の混雑緩和策としてひさしの延長も提案しましたが、ひさしの設置・管理はJR平塚駅の所管であり、市単独での判断は難しいとされました。

(2) 廃止される南口トイレ

ラスカ平塚南館の男女トイレが廃止される予定で、南口の公共トイレがバリアフリートイレ1か所のみとなることへの懸念を質しました。市は、バリアフリートイレは存続する見込みであり、北口を含め駅周辺にトイレ機能があることから、ラスカ平塚への存続の働きかけや南口への新規整備は行わない方針を示しました。

(3) 原付二種が停められない駐輪場

今年4月からの新基準原付導入を踏まえ、駅南側の駐輪場でも50ccを超え125cc以下のバイクを受け入れるよう運用見直しを求めました。市は、南側駐輪場を管理する平塚市まちづくり財団と125ccまでの受け入れに向けて調整中であり、それまでの間は北側駐輪場の利用を案内するとの答弁でした。

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