タウンニュース平塚版2021年元旦号の新春特別企画「市議会議員が語る平塚のまちづくり現在地から未来へ」に意見広告を掲載しました。
私は、昨年12月の平塚市議会定例会において、「キャッシュレス決済の推進」「公共空間の活用」「中心市街地活性化」の3点について総括質問をしました。
その中から「公共空間の活用」についてご報告させていただきました。
この質問をするにあたって、行政側と答弁調整を行いますが、担当課職員は公共空間の活用についての質問は初耳で、ましてや他市の市役所等でキッチンカー が出店していることも知らないような素振りでした。
あくまでキッチンカーは一例ではありますが、平塚市には道路、公園などの公共空間が数多く存在し、市民の生活を支えています。
厳しい財政状況の下、各公共空間において市民サービスを持続し、向上させていくためには、従来手法による維持管理や運用に加え、公民連携による活用を取り入れることにより、各公共空間が持つポテンシャルを引き出し、魅力ある空間にしていくことが必要であると考えます。
現在、国も「歩行者利便増進道路(ほこみち)制度」や「ウォーカブルなまちづくり」など道路空間の活用を推進しています。
このコロナ禍をきっかけに、地域ビジネスを支えるために道路や公園などの公共空間の活用について議論するべきではないでしょうか。
平塚市でも公共空間の活用が進むことを切に願います。
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総括質問の要約は以下のとおり。
公共空間の有効活用
問 国交省が6月、道路占用許可基準を緩和したが申請がなかったのはなぜか。
土木部長 警察からの要件があり、商店会から相談はあったが実現しなかった。
問 商店会長への通知には「歩道のみ」「10時から18時まで」となっているが。
土木部長 道路占用許可は道路部局、道路使用許可は警察が行う。本市が許可しても警察に許可してもらえなければ実現できない。
問 キッチンカー事業者の支援と新たな財源確保のため、市庁舎本館前等に出店できないか。
土木部長 コロナ禍に出店料を求められないし、安全管理や施設の構造上も課題があるから考えていない。
問 コロナ禍には地域ビジネスを支えるため公共空間を開放すべきではないか。
総務部長 本館の周囲もそれ以外もスペースがない。
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